AudioStockのストック販売で収益が上がるまで
AudioStockとは映像制作・イベント・音効業務などでBGM・効果音を必要とする人に安心・お手軽・高品質な音を届けるロイヤリティフリー音楽販売サービスだ。
クリエイターとして登録する事で、自身の作成した楽曲を登録料や年会費などは一切不要で販売でき、販売実績に応じて印税を得る事ができる。
自身が制作した音楽作品の収益化を簡単に、様々な販路によって支援してくれる。
AudioStockにクリエイター登録をして、楽曲を販売開始してから収益が上がるまでどのように進めるのかを紹介する。
初めの内は楽曲の審査が厳しいく通らない
作成した楽曲のライセンス販売を行うにあたり、楽曲をAudioStockに登録する必要があるのだが、その際に楽曲が商品としての品質を担保しているかどうかの審査が行われる。
審査項目について詳細は明かされていないが、サイト上で気をつける点として何点かは明示されている。チェック項目を意識して楽曲のミックスを行うのだが、それでも中々審査に通らない。
審査自体は2、3日〜1週間ほどかかり、合否がメールによって通知される。
不合格の場合下記のような内容が記載されたメールが届く。不採用理由の詳細は開示されない。審査の回数に制限はないため、ミックスの試行錯誤を行いながら根気良く続ける事が大切だ。
審査に落ちた場合でもまれに理由を教えてくれる場合がある。
審査に通るミックス方法
審査に通るためのミックス方法を確立すれば、後はどの楽曲でも基本的には同じ手法でミックスすればスムーズに審査に通るようになる。
当方がミックスで意識した事はまず、コンプレッサーをかけ過ぎない事、コンプレッサーをかけ過ぎると音が潰れてしまい審査に落ちてしまう。
あとはEQ処理を適切に行う。バスドラムとベースの音域が被らないようにする事やシンセやピアノの音の居場所を区切る事。
最後にマスターで音圧調整する際にも音圧を上げすぎない事が審査に通るコツだ。ミックスに慣れてくれば審査に通る範囲で音圧を稼ぐように調整していけば良い。
審査に合格し、販売開始となったら下記のようなメールが届く。
様々な販路全てで楽曲販売する
楽曲の登録が完了したら、できる限り多くの販路で販売開始の設定を行う。1曲単位のストック販売、コンピレーションアルバムへの収録、店内BGM、AudioStock内サブスク販売等、販路は様々だ。
コンピレーションアルバムに収録が決定したら下記のようなメールが届く。この通知から2、3ヶ月後に各種音楽配信サブスクから配信される。
初楽曲販売開始から1ヶ月で初売上
初めての楽曲販売を開始してからは続々と楽曲を登録していき、30曲程の楽曲が販売中の状態で初めて楽曲が購入された。
報酬は売上の40%であり、売上実績によってパーセンテージが上がっていく仕組み。また1ヶ月の楽曲登録件数によっても、一時的ではあるがその月内のみ報酬パーセンテージが上昇する。
Audiostock内サブスクでダウンロードされた楽曲に対しても報酬が付与される。
オリジナルアルバムの配信が可能
これまで楽曲の各種音楽配信サブスクへの配信はコンピレーションアルバムに収録される事でしか実現ができなかったが、自身の楽曲のみを収録したオリジナルアルバムを配信する事ができるようになった。
完全無料で、名義、収録曲、曲順、アルバムイメージを好きに決める事ができる。
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