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JR尼崎駅から徒歩10分以内の場所にある極楽湯尼崎店はサウナ、釜風呂等充実の施設でありながら、入浴料450円とリーズナブルさが嬉しい施設だ。

建物も大きく、駐車場、駐輪場も広く確保されている。

建物は尼崎城をイメージさせるような石垣デザイン。JR線に乗っていると、電車の窓からも見え、存在感を放っている。

清潔で、食事スペースもしっかりと確保されており、オススメの施設である。

釜風呂で周りが見えない程の蒸気に包まれる

極楽湯 尼崎店には大きめのサウナも設置されているが、露天スペースに設置されている釜風呂が至高だ。

入り口は小さめで、天井が丸くなっており、ピザ釜のようなイメージである。

釜風呂の扉が開くと、人と共に大量の蒸気が外へ出てくる。スモークを焚いているかのようにも思えるほど一気に吹き出す。

釜風呂の中は蒸気の国のようだ。

扉を開けると、すぐにもう一つの扉がある。二重構造となっており、温度、蒸気を逃さない構造となっているのだ。

釜風呂の中は蒸気で真っ白である。外の説明書きには「サウナ室より低温であるためゆったり汗をかけます」というような説明が書いてあるが、熱い。

熱い空気は上に溜まるため、天井の低いこの釜風呂は立っていると更に熱い。

100度のサウナ室にいる体感である。

室内は石造りであり、天井が低く、電車の椅子のように向き合って座れるタイプの座席だ。横に長く、計16席程。

座ると、他の人を煙越しに見る事ができる。時計はなく、窓もない。ピザ窯に入れられたピザの気分だ。

この大量の蒸気はいったいどこから発せられているのだろうか。それは足下からだった。

一定時間ごとに、座席の下から蒸気が大量に発せられるのだ。

常時ロウリュウ状態である。

劇場感を味わえるサウナ

サウナ室は広い。壁に埋め込まれているテレビを正面にし、そこから映画館のように4、5段の構成となっている。

こちらのサウナ室は天井が非常に高く、劇場に来ているような感覚にさせる。ミュージカルやオーケストラが今にも始まりそうだ。

温度計は90度を示しているが天井が高い影響か、体感温度はもう少し低い。

露天スペースに充実した休憩スペース

露天スペースには休憩スペースが充実している。

チェアも複数設置されており、更に寝転がって休憩できるスペースが広く確保されている。

空が広く見えるようになっており露天の開放感を存分に味わう事ができるだけでなく、休憩スペースには屋根が伸びており、雨風をしっかり防ぐ事ができるのがありがたい。

サウナ後はサウナ飯を

食事スペースはテーブルと座敷のスペースがあり、食券で購入するスタイルだ。

釜風呂、サウナでしっかりととのった後は食事がいつも以上に美味しく感じる。

釜風呂の衝撃を噛み締めながらゆったり食事ができる。

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