昭和歌謡が流れるサウナ 湯あそびひろば出世湯
湯あそびひろば、出世湯は大阪玉手にある下町の銭湯だ。
カラフルで可愛い看板が特徴的。
特徴的という点ではもう一つ、浴場内の壁には、笑顔の動物の彫刻が存在感を放っている。「湯あそび」しているのであろうか。
こちらの出世湯は、「爽快/立山の湯」と、「ゆったり蜃気楼の湯」があり、日替わりで男湯、女湯が変わる。
偶数日は男湯が「ゆったり蜃気楼の湯」、女湯が「爽快/立山の湯」。
奇数日はその反対となる。
サウナの利用には別途料金がかかるのがスタンダードであるが、こちらの出世湯は入浴料にサウナ料金が含まれている。440円だ。
昭和歌謡が流れる渋サウナ
出世湯のサウナにはテレビはない。サウナ内に照明は無く、入り口の扉の窓から差し込む浴場の明かりでうっすらと暗い。
理想的な明るさの空間である。
サウナ室内には昭和歌謡曲メドレーが流れており、ついつい聴き入り、時間を忘れてしまう。
「爽快/立山の湯」のサウナは塩サウナとなっており、受付で塩を購入すると中に持ち込む事ができる。
サウナ室はどちらの湯も共に、大人が横並びで4人座れるほどの大きさで、コンクリートの打ちっ放し。安藤忠雄建築スタイルだ。
座席ももちろんコンクリートの打ちっぱなしであるが、座る部分には懐かしさと暖かさを感じるレトロなマットが設置されている。
コンクリートとマットの共演、レトロモダンスタイルだ。
温度は80度程で、時計が設置されていない。
この温度設定と時計がない事、これも時間を忘れてついつい長居してしまう要因の1つだ。
水風呂はサウナ室のすぐ隣、こちらは温度表示はないが、体感17度〜18度程。大人一人分の大きさだ。
「ゆったり蜃気楼の湯」のサウナは床にスノコがひかれており、木の温もりを感じる事ができる。こちらは塩の持ち込みはできない。
深夜12時まで営業
出世湯の営業は午後2時〜深夜12時までとなっている。
サウナ室の利用は夜11時までなのでご注意を。
湯上りには、受付スペースに小休憩できるソファが設置されており、様々な種類のドリンクも販売されている。
大阪の下町で、昭和歌謡が流れる渋みあるサウナをぜひ味わって欲しい。
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