サウナ、水風呂、休憩スペースが三位一体、なんば温泉
なんば温泉は、難波パークスの裏手に位置している。
難波パークスとは、ショッピングやムービー、デートにも使用される都市型複合施設である。名前通り、緑が多く、都会の公園をイメージさせるお洒落スポットだ。
そんな都市型複合施設の側で、下町情緒を感じる事ができるオールドスクールなサウナ。それがなんば温泉だ。
町の銭湯スタイルであるが、ツーフロア構成が珍しい
受付にて入湯料440円を支払う。サウナは別途200円となっている。
浴場内は数種類の湯船と洗い場、水風呂がある定番の銭湯である。
しかし、くまなく見渡すと、奥まった場所に上へ昇る階段が目に入る。そう、ツーフロア構成となっているのだ。
その階段は誰でも昇って良い訳ではない。サウナ料金を支払い、専用のタオルを持った人のみが昇る事を許されているのだ。
つまり、2階はサウナオンリー。サウナだけのために存在しているという事実に興奮する。例えるなら秘密基地を見つけた時のような、あの感覚だ。
階段を昇り、2階に到着すると、そこにはサウナ、水風呂、休憩スペースが三位一体となって鎮座している。
2階に設置されているサウナ、水風呂、休憩スペースはこじんまりとした空間に絶妙に収まっており、壮観。
サウナ室は二段構成となっており、大人4人程が余裕を持って入れるくらいの広さだ。
サウナ室の壁は、休憩部屋に隣接する側はガラス貼りとなっている。休憩部屋はガラスで仕切られた小部屋となっているのだ。
サウナ室は暗めでテレビはない。音声だけが流れており、映像は隣接する休憩部屋のテレビを見るような作りになっている。
水風呂はサウナを出て手を伸ばせば届く距離に設置されている。非常に近い。大きさは大人1人用だ。深さがあり、常時水が流れ込んでくるため、水が循環して気持ちが良い。
休憩部屋には椅子が2脚程設置されている。床が広いため、壁にもたれて床に座るスタイルの人も多い。
圧倒的な没入感
サウナ特化のスペースとなっている事、天井が近く薄暗い事とが相まって、圧倒的な没入感を感じる事ができる。
サウナ、水風呂、休憩の移動距離もほとんどない。コンパクトだ。モストコンパクト賞を差し上げたい程である。
自分がどこにいるかもよくわからなくなる。すぐ隣に難波パークスがあろうなどとは想像もできない。それほどに没入できる空間だ。
サウナの神様の神隠しにあったような錯覚を起こすドープスポットである。
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