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Javaの入門書は数多く存在しており、学習を始める際に、正直何を手に取ったら良いいかわからない。

ネット上のJavaに関する情報で学習を進めるのも良いが、プログラミング自体初めての場合、わからない事を調べる労力は凄まじい。

「何がわからないのかがわからない」状態で検索する事は難しいだろう。

やはり体系的にまとめられた入門書は一冊持っておきたいところだ。

本記事では、数ある入門書の中から最もおすすめする入門書を紹介する。

スッキリわかるJava入門

「スッキリわかるJava入門」は、「プログラミング初心者の主人公が先生に質問をしながらゲームを作成する」というストーリーで進む。

対話型で進むため、読み進めやすい。

内容に関しても、「必要になった時に調べればわかる」様な、言語仕様等に関する内容は極力割愛されており、実務に必要とされる内容を重視している。

また、初心者がプログラミングを学習する時の大きなハードルとして、「学習環境の構築」がある。

Javaだけに限らず、プログラミングの学習はとにかく手を動かす事が一番の近道であるが、環境構築は初心者には大きなハードルの一つだ。

「スッキリわかるJava入門」はそんなハードルを取っ払ってくれる便利な環境を用意してくれている。

dokojavaでどこでも学習できる

環境構築にはそれなりの専門知識が必要。

実際にプログラムを書いて動かしてみたくても、開発環境で挫けてしまう。

「スッキリわかるJava入門」ではそういった心配は無用である。

「dokojava」とはクラウド開発環境であり、ブラウザとインターネットがあれば、即プログラミング体験ができる。

パソコンやスマートフォンでいつでもどこでもプログラムを動かして学習できるのだ。

各章の構成がJava Silverの参考書と全く同じ

Java初心者が学習を始め、一つのゴール設定として掲げられる事が多い資格に、オラクル認定資格の「Java Silver」がある。

「Java Silver」を取得すれば、「上級者の指示のもと、指定された実装が行えるレベル」と認定される。

「Java Silver」資格向けの参考書として、「Java プログラマ SE8」通称、紫本が存在するが、Java学習初心者からすると、解説がやや難解。

「もう少しわかりやすく、噛み砕いた説明が欲しい」という思いを叶えてくれるのが、「スッキリわかるJava入門」なのだ。

「スッキリわかるJava入門」をベースに学習を進める事で、自然と「Java Silver」の参考書の内容を順番に進めている事となる。

「Java Silver」資格を取得する方法としては下記記事にまとめている。

とにかく手を動かして学ぶ

「スッキリわかるJava入門」を参考書として、学習を進めるが、必ず手を動かしながら進めて欲しい。

プログラミングの学習においては、「習うよりも慣れろ」である。

したがって、書籍を読み込み、丸暗記する必要は全くない。

プログラミングの世界では到底暗記する事ができない数の、様々な記述方法が存在しており、実際の業務でも、必要な時に調べながら開発を進める。

非常にわかりやすい内容ではあるものの、本書の中盤以降に出てくる「オブジェクト指向」以降は一度読んだだけでは理解する事が難しい。

「オブジェクト指向」はJava言語を学習するにおいて、最も難しい概念である。

しかし、そこで止まるのではなく、先へ進む事をおすすめする。

読み進める事でJavaの全体像がぼんやりとわかり、2週目でわからなかった部分に戻ってくると、前回より理解度が上がっている事を実感する。

「スッキリわかるJava入門」の中でも、わからない部分は読み飛ばして先へ進める事を推奨している。

1回きりではなく、繰り返し読み、学習するスタイルだ。

前回わからなかった部分がわかる様になっている事を実感する事ができる嬉しさは自身の成長を感じ、モチベーションアップにも繋がる。

「スッキリわかるJava入門」を愛読書とし、実際にコードを書きながら学習を進めていって欲しい。

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